今夜から試してみましょう。寝る前のスプーン1杯のハチミツ。
からだの不調を緩和してくれるハチミツは、昔は医薬品扱いでした。
ハチミツの主成分・単糖類は胃に優しく吸収も早く頭にもからだにも速攻の疲労回復剤となり、鎮静作用とストレスを取り除く作用もあります。
新しい細胞を生み出すと言われている午後10時~午前2時は、ほとんど人の睡眠中の時間です。良い睡眠を取ることが健康と美容の秘訣と言われています。
寝る前にひとさじのハチミツを食べてリラックスして眠れると心もからだもHappyですね。

Crystal Honey

ハチミツの楽しいハプニングが「結晶化」

ハチミツは強い抗菌作用を持つため菌が繁殖することが出来ないので常温保存でも腐りませんが、15℃前後の低い温度を繰り返すと結晶しやすくなります。
しかし結晶化した部分が現れても品質に変わりはありませんのでご安心ください。
固まり方はブドウ糖と果糖の割合で決まるので、蜜の種類によって 結晶の度合いに違いがあります。
例えば果糖の割合が多い「アカシアのハチミツ」は固まりにくくブドウ糖の割合が多くもっとも有名な「菜の花のハチミツ」は常温でも結晶化しやすく、採蜜をして3日後くらいで固まり始めることもあります。
結晶の固まりを溶かす方法としては、弱火の湯せんでゆっくり溶かしてください。

Point

湯煎時のポイントとして
容器が破損しないためにフタは緩めて溶解作業をしてください。
ハチミツ自体が50℃以上になると、ハチミツ内の酵素が壊れます。60℃以上でミネラル分も壊れます。湯煎温度は、天然の純粋はちみつの栄養素と効能を保つために、ハチミツ自体が45℃以下を保つ低温の湯せん温度をお勧めします。
結晶が残っているとそこからすぐに結晶が始まりますので出来れば結晶がきれいになくなるまで溶かしてください。
風味や香りが薄れてる為、繰り返しの溶解はお勧めしません。
結晶化しない保存温度の目安は18~24℃です。低温の冷蔵庫での保存はお勧めいたしません。
最近では、結晶を好むハチミツファンも増えているそうです。溶かさず結晶を楽しむのもいかもしれませんね。